2012年10月20日には、前日開催されたサンタフェ・京都シンポジウムの関連企画・特別レクチャーとして、京都大学総合博物館の講演室とロビーにおいて、「過去の文明・今日の文化の課題 マヤ文明とモンゴルを例として」が開催されました。
大野照文総合博物館館長の挨拶の後、考古学者のジェリー・サブロフ サンタフェ研究所所長が「マヤ文明の衰退から何を学ぶか」について、そして茨城大学の青山和夫教授が「マヤ文明の起源を求めて:セイバル遺跡の再調査」と題して講演を行いました。
続いて、サブロフ所長の夫人で政治考古学の研究者、そしてモンゴルの専門家でもあるポーラ・サブロフ サンタフェ研究所教授が、「モンゴルにおける封建主義から民主主義」と題して講演を行いました。
最後に、加藤美典さんによりモンゴルの伝統楽器、馬頭琴の演奏が行われ、美しい音色が、一般より来館された多数の参加者の心を魅了し、特別企画は成功裏に終了しました。
(記事:青木隆明)
サンタ・フェ/京都シンポジウム・特別レクチャー「過去の文明・今日の文化の課題 ~マヤ文明とモンゴルを例として~
2012/10/20
- 日時:
- 平成24年10月20日(土)
- 場所:京都大学総合博物館・講演室とロビー
- プログラム
- 13:00~13:10
- 開会挨拶:大野照文(総合博物館館長)
- 13:10~14:30
- ジェリー・サバロフ(サンタフェ研究所所長)
「マヤ文明の衰退から何を学ぶか」 - 14:30~15:10
- 青山和夫(茨城大学教授)
「マヤ文明の起源を求めて:セイバル遺跡の再調査」 - 15:25~16:45
- ポーラ・サバロフ(サンタフェ研究所教授)
「モンゴルにおける封建主義から民主主義」 - 16:45~17:15
- 加藤美典
モンゴルの伝統楽器馬頭琴の演奏 - 17:15~19:00
- 懇親会
- ★ポスター (PDF/272KB)
- 主催:
- 統合複雑系科学国際研究ユニット・京都大学総合博物館・平成24年度統合地球環境研究所インキュベーション研究(IS)グローバリゼーションを終わらせる「新時代の生き方作法」リテラシーの構築-新京都(みやこ)モデルの提案―チーム
- 後援:
- 京都大学経済研究所